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#006. 映画「ボヘミアン・ラプソディ」感想(※ネタバレあり)





2018年11月9日から公開の、映画「ボヘミアン・ラプソディ」。11月10日と14日の2回見てきました。

フレディ・マーキュリーが亡くなった後からではありますが、20年来のQueenファンとして夏頃からずっと公開を楽しみにしていた映画です。



<あらすじ>

世界待望!伝説のバンド<クイーン>のフレディ・マーキュリーの華やかな成功と波乱万丈の人生を描く。クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を務め、32もの不朽の名曲が主としてフレディの歌声で甦り、心臓に鳥肌がたつほどの感動を呼び起こす。 ※109シネマズHPより





<採点>
10/10点





<感想>

1. LIVE AIDでの伝説的パフォーマンスを追体験できた!

 DVDで繰り返し繰り返し見ているLIVE AIDでのパフォーマンスですが、今作ではただの再現では終わっていませんでした。

何より圧倒的だったのがフレディ役のラミ・マレック。顔もスタイルも全然違うし、歌声もフレディ本人のものをあてるいわゆる口パクなのですが、それを全く感じさせずフレディの魂が乗り移ったかのようなパフォーマンスでした。本当にフレディがそこにいるかのようでした。初見時、号泣しました。

IMAXの高画質・高音質もあり、まるで自分がウェンブリー・スタジアムにいるような陶酔感に浸ることができて幸せでした。



2. あの曲はこうして生まれたのか!

 名曲の誕生秘話にゾクゾク。ブライアンの「観客が参加できるような曲を作ろう」という発想から生まれた"We Will Rock You"の場面では足踏みと手拍子をしたい衝動を抑えるのが大変でした(苦笑。 喧嘩しているフレディとロジャー、それを仲裁するブライアンがジョン・ディーコンの弾くベースラインを聞き、「そのリフ、いいね。」からの"Another One Bites the Dust"にはニヤニヤが止まりませんでした。



3. フレディの栄光と苦悩の人生に落涙

 最初に言っておきますが、この映画はあくまで伝記映画でありドキュメンタリーではありません。よってこの中の逸話が全て実際にあったことではなく、時系列を変更しているところもあります。「事実と違う!」と怒る方もいるかもしれません。

あえて言おう。それがどうした、と。

例えばフレディが自身がHIVに感染していることを実際にメンバーに伝えたのは、LIVE AIDより後のはずです。フレディだけがソロ活動をしていたわけでもないですし、むしろLIVE AID前はブライアンとロジャーの仲が険悪だったそうです。

もう一度言いますが、これは伝記映画です。言うなれば、NHKの大河ドラマや司馬遼太郎の歴史小説のようなものです(ちなみにどっちも大好き)。十二分にそれを分かっていて、私はフレディの「I decide who I am.」のセリフで号泣しました。



4. 役者がすごい!

 まずやっぱりフレディ役のラミ・マレック。これはもうアカデミー主演男優賞ノミネート間違いなしでしょう。最初は「フレディ役にしては背が小さいなぁ」「その出っ歯は強調しすぎだろ」と思っていたのですが、途中から段々と気にならなくなり、最後のLIVE AIDでは本当に!本当に!フレディ本人に見えました。素晴らしかったです。

あと「あれ?何でブライアン・メイだけ本人の映像使ってんの?」と錯覚するくらい、顔・表情・仕草とブライアン・メイ役の役者さんそっくりでした。



5. 20世紀FOXのロゴで泣くとは思わなんだ

 本編が始まる前のお馴染みのアレ。パンパカパーン、パッパッパ、パンパカパーンというアレ。

うおおおお!ブライアン・メイのギターの音じゃん!! これが欲しいがためにサントラも買いました。



6. エンドロールにまで泣かされるとは

 Queenの曲で初めて歌詞を覚えそらで歌えるようになった曲"Don't Stop Me Now"。エンドロールで初めて流れる本人映像。若かりし頃のQueenのキラキラした輝きにまた涙。

・・・からの。

来ると信じていました"The Show Must Go On"。事実上Queenのラストアルバム「Innuendo」のラストナンバーです。

The Show Must Go On。何があっても、やらなければいけないことはやり遂げなければならない、というフレディの決意に涙。



7. ネコ好きにもおすすめ

 IMAXの高音質で聞くのどゴロゴロ。





<気になった点>

ほめてばっかりなのも何なので、いくつか気になった点も。

1. LIVE AIDがフルじゃなかった

 映画の演出上長くなりすぎるから仕方ないのかもしれませんが、"Crazy Little Thing Called Love"と"We Will Rock You"が省かれていたのが残念・・・。どうやら撮影はされていたようなので、ブルーレイでの完全版、特典映像等に期待します。



2. LIVE AIDの時の場面の切り替え

 これが一番残念! パフォーマンス中にバーのテレビや募金受付ブースに場面が切り替わることがあるのですが、そこで音量を小さくするのは何故だぁぁぁ! ここは最後まで同じ音量でいってほしかった、ホント。ブルーレイでのディレクターズ・カット版での修正を切に期待。



3. "Bohemian Rhapsody"がフルで一度も流れなかった

 表題でもあるので、レコーディング風景やライブ映像で部分部分流すのではなく、長くてラジオで流せないと言われた6分丸々流しても良かったのではないかと。それ以外にも曲が途中で切られることが度々あったのが気になりました。ミュージカル映画じゃないから仕方ないと言えば仕方ないのですが。





<最後に>

色々言いましたが、個人的にはオールタイムベスト10に入る作品です。

興味のある方はぜひIMAXで! IMAXじゃなくても映画館で! 忙しかったらブルーレイでも! 見て頂きたい作品です。

そしてQueenはYoutubeの公式チャンネルでほとんどの曲を聞いたりライブ映像を見ることができるので、この映画でQueenにフレディに興味をもったら、ぜひ聞いてみてください。

エーーーーーオ!


文責 鈴木太一